晋中観光
晋中市は山西省北中部に位置し、東部は太行山と繋がり、西部は汾河に隣接します。山西省、河北省とモングルの境目地区の中心都市です。別称が「榆次」と言われたことがあり、「晋文化」発祥地の一つです。 2017年までは、総面積が約16391㎢で、2ヵ区、8ヵ県からとなっています。総人口が約336.56万人あり、漢民族のほか、回族、満族、モングル族、ミャオ族などの少数民族があります。 晋中市は暖温帯大陸型半干旱季風性気候に属します。春季の風が多いが、雨量が少ないです。雨の降る時期は夏季となります。l 晋中市の文物旅行資源が多く、国家級文物保護単位が7箇所、省級保護単位が約48箇所、県と市級保護単位が約632箇所もあります。特に、1997年には晋中市の「平遥古城」が「世界遺産名簿」に記入されました。他の観光場所も非常に有名であり、例えば、渠家大院、乔家大院、榆次老城などが挙げられます。

晋中観光スポット
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平遥古城
平遥のシンボルである平遥古城は1370年(明の洪武3年)に築かれ、その後、25回にわたる修復を受けながらも創建当時の姿を伝えている。基底部の幅9~12M、上部の幅3~6M、高さ約10Mごとに敵楼とよばれる72の櫓が築かれている。 東西の城門はふたつずつ設けられ、城壁が突き出た部分は防御施設で、墩台と呼ばれる。もともとは城壁上に6つの重層の城楼と四隅に角楼が築かれたが、現在は北城楼と東南の奎星楼がそびえるのみ。城壁へは拱極門から上がることができ、城壁の内側には大砲や兵士の像などが置かれている。
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古衙署(県衙)
元代から清代までの平遥の政府所在地で、衙門街にある。全国でも最も保存のよい衙署として貴重な建築群。...
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城隍廟
城内東部にある、全国でも最も保存がよい城隍廟のひとつ。城隍廟は城の守り神。南北4区画に牌楼、城隍廟...
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中国票号博物館(日昇昌)
票号とは銀行の前身というべき私的な金融機関で、日昇昌は1823年(清の道光3年)に創業した中国最初...