岳麓山

  岳麓山は湘江の西岸に広がる景勝エリア。中国五岳のひとつ、衡山の山麓という意味で岳麓と呼ばれる。最高地点は300.8M。最大の特徴は、儒教、道教、仏教が共存していること。麓には儒教関連の岳麓書院(北宋期創建)、山腹には仏教寺院である麓山寺(西晋期創建)、山頂には道教寺院の曇麓宮(明代創建)がある。また、中国四大名亭のひとつに挙げられる愛晩亭も有名だ。