外八廟

承徳避暑山荘の東と北に広がる「外八廟」は代表的な寺廟群である。外八廟に含まれる寺社の特徴として、初期に建てられた溥仁寺と溥善寺以外は全てチベット様式で建てられている。その中でも1700年代に建造された「普陀宗乗之廟」というチベット仏教の寺院が有名で、小ポタラ宮とも言われている。また、北京の祈年殿に似た「普楽寺の旭光閣」、高さが世界一の木彫仏像のある「普寧寺の大乗之閣」など個性的な建物が並んでいる。