中国入国・出国

パスポートの有効期間が入国時で6ヶ月以上あることが望ましい。一般旅券所持者は、15日以内であればビザ不要。16日以上滞在する場合はパスポートと写真を用意してビザを申請する。申請は中国大使館か総領事館へ。観光用ビザの個人申請はできないので旅行会社に依頼する。

一 、中国への入国の流れ

(1)検疫手続:健康状況申告書(健康申明)を係官に提出する。ここでは特に停められることはない。到着したら検疫カウンターの係官に健康申告書を渡す。
(2)入国番査:パスポートと入国カード(入境登記)を提示する。入国カード(入境登記)はここで回収される。パスポートの査証欄には入国日付と入国場所が記されたゴム印が押されて返却される。係員が少ない場合は待たされることがある。
(3)荷物チェック:荷物を預けた人は、自分が乗った飛行機の番号が記されたターンテーブルで荷物を受け取る。中国の地方空港などでは、表示と実際に荷物がでてくる場所が異なっていることもあるので注意。
(4)関税:特に申告する物がなければ、大抵素通りできる。一定額以上の外貨や高額の商品を持ちこむ場合は、申告の必要がある。

二、出国の流れ

(1)セキュリティーに航空券、パスポートを提示し、荷物のX線検査を受け、飛行機のチェックインカウンターへ行く。
(2)申告の必要がある場合、関税申告書を提出する。また用紙は税関前の台にあるので、中国入国とほぼ同じ要領で記入する。免税を超える持ち込みは赤ランプ台、免税範囲なら緑ランプ台へ。
(3)カウンターの近くに出国カードがあるので、漏れなく記入し、パスポート、搭乗券とともに提出する。パスポートにスタンプが押され、搭乗券と一緒に返却される。
(4)手荷物検査とボディチェックを受ける。金属類は金属探知器で感知されるので外しておきましょう。日本出国時と同じく液体類やライターなどの機内持ち込みは制限されているので整理しておきましょう。
(5)フライト時間のおよそ30分前に搭乗開始。あまり遅くならないように、搭乗口周辺の待合室で待機しておく方が良い。場合は、申告の必要がある。