イスラム風情街

 呼和浩特市のイスラム風情街は呼和浩特市の回族区ともよばれています。回族区の敷地面積が延べ175平方キロメートルに達し市街地の面積がおよそ19、47平方メートルに達しています。その周辺に23の民族が住んでおり、回族の人口が1、98万人もいて、呼和浩特市の回族の70?ほど占めています。最近考古学者が呼和浩特市の?口子村でペルシャ時代の銀の通貨を出土させ、当時のペルシャやアラブ商人などが中国に持ってきた通貨だったと判断することができました。このほかに回族の人たちが比較的にここに集まった人が多いことから既に回族らしい雰囲気が漂う文化や経済、歴史の町に定着しました。1950年、中央政府の許可を受け、帰綏市回族自治区が自治区に管理される市街区の第一号として発足させました。そして1956年に初めて呼和浩特市の回族区に改名されました。現在回族区が呼和浩特市のもっとも重要な経済や文化を運営させるエリヤになっています。

 

 呼和浩特市では、回民区と言えば第一に思い出されるのが「青城第一街」である中山西路です。長さ1、5キロほどの中山西路には商業用建物の建築面積が合わせて60万余平方メートルにも達しており、営業用面積がやく20万平方メートルにも及んでいます。この町に十何軒にも上る大型の商業ビルが進出しているうえ、世界的な飲食店、例えばケンタッキーやマクドナルドなどが並び、国内で名高い電気屋さんや銀行なども多く勢揃いしています。毎日この町は買い物客で賑わい、大通りに満ち溢れる車なども印象的です。このほかに各種の高級デパートやホテル、スーパーマーケット、オフィスビルなども軒を並べています。

 

 この町はイスラム料理を中心に開業する場所として人々に忘れられないです。呼和浩特市の割に有名な飲食店がほとんどこの町に集中していると言えます。ここに来ればモンゴル族風味の各種の料理や特別料理などを賞味することができます。さらに内モンゴル自治区の各地方で人気のある伝統的なスナックなども多く出店していてグルメ達の食欲を満喫させることができます。

 

 この町からさらに西に進むとイスラム教関係の建築で構成された特色のある「イスラム景観街」になります。この「イスラ景観街」は長さ1150Mあり、アメリカのある会社が6500元を出資して設計し、企画したものです。2006年7月に工事を終えたこの街は南北を貫く交通の要衝として機能しています。この街に集まる建物は普通の住宅といい商業用建物といいすべてイスラム教の文化要素を取り入れ建築様式を活用して造ったものばかりです。そのためにここに来ればイスラム教の文化的息吹が強く感じられます。この街を散策すれば両側にイスラムらしい建築物が次から次へと現れてきます。たとえばアーチ型のデザインやビザンチン様式で装飾した建物が一見すれば迫力があり異国の情緒が漂っています。。濃厚な緑色や黄色で描かれたドーム、高くそびえるミナレット、砂漠の色を下地にした色彩などはきっと観光客の目を捉えて離さないものです。