嘉興観光

嘉興市は中国東南沿海、揚子江デルタの中心地に位置し、上海、杭州まで90キロで、蘇州まで70キロ離れています。ここは目下中国最も経済が発達し、最も発展力のあるところです。嘉興市の陸地面積は3915平方キロメートルで、人口は455.8万人です。

嘉興市は歴史のある有名な文化都市です。7000年前新石器時代の馬家浜文化の発祥地で、春秋時代には長水あるいは槜李と呼ばれていました。呉の孫権は231年、由拳県に野稲が自生したと聞き、瑞祥であるとして由拳県を禾興と改名し、242年に嘉興に変え、ここに嘉興の名ができたわけです。

嘉興は東アジアモンスーン区に属し、年平均気温が15.9℃、年平均降水量が1168.6ミリで、年平均日照時間が2017時間あります。

市内には江南水郷の特色ある名所古跡がたくさんあります。嘉興市内にある南湖風景区、湘家蕩、嘉善にある水郷古鎮-西塘、桐郷の歴史文化名鎮-烏鎮、南湖革命記念館、茅盾故居、沈鈞儒故居、平湖にある莫氏庄園及び南湖革命文化、シルク文化、石夾石の提灯祭りなどは嘉興の歴史に基づく[潮]、[湖]、[河]、[海水]という文化構造が構築できました。

嘉興は交通もとても便利で、それぞれ上海虹橋空港まで90キロ、浦東空港まで120キロ、杭州蕭山空港まで100キロ離れています。滬杭高速と乍嘉蘇高速を利用すれば、嘉興から上海と杭州までわずか1時間しかかかりません。滬杭鉄道は全国の鉄道と繋がっており、嘉興駅はその中点駅です。京杭大運河は上海、杭州、蘇州、南京、天津など主要都市と繋がり、嘉興の多数の内河幹線水路は上海港、上海洋山港、嘉興港などと連結して、河海連運の水路ネットができています。