中国票号博物館(日昇昌)

 票号とは銀行の前身というべき私的な金融機関で、日昇昌は1823年(清の道光3年)に創業した中国最初の票号。
 日昇昌の創業以降、平遥や周辺都市ではぞくぞくと票号を起業する者が現れた。これら企業集団は山西帮と呼ばれ、中国国内のみならず日本や朝鮮など海外にも支店を設けた。日昇昌の20余の建物を利用した展示では100年にわたる票号の栄枯盛衰の歴史を知ることができる。