スバシ仏寺遺跡(蘇巴什佛寺遺跡)

 クチャの東23km、チョルタク山の南麓にある昭怙釐大寺の遺跡。晋から唐にかけて栄えた仏教寺院で、東西2つの寺がクチャ河両岸に向かい合うように建てられていた。見学できるのは西寺だけで、塔や高い土壁の跡が残されている。1978年にはここで亀茲王国の王妃の墓が発見され、1500年ほど前の亀茲文字が書かれた壁画などが見つかった。壁画は博物館に収蔵されている。

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