コルラ観光

コルラは中華人民共和国新疆ウイグル自治区バインゴリン?モンゴル自治州に位置する県級市です。同地区の首府の所在地として、古来よりシルクロードのオアシス都市として栄えたが、近年はタリム油田の開発基地として発展しています。市名はウイグル語で「眺め」を意味します。香梨を盛産するので、梨城の名もあります。
古代西域36国の一である渠犁国で、漢代には西域都護府に属しました。北魏時代には柳驢城と呼ばれ、 その後突厥の支配下に入ったが、648年唐に占領され、焉耆都督府の属地となっていました。 その後しばしば吐蕃王朝に占領され、840年ウイグルが西遷してこの地に定住しました。 さらに西遼、チャガタイ?ハン国、ジュンガル王国などに属し、1758年に清朝の新疆となっています。

コルラは総面積が7268平方キロメートルで、総人口が60.17万(2011年)です。暖温帯大陸干ばつ気候に属し、年平均気温が11.4℃、年平均降水量が58.6ミリという極めて少ない量です。

代表的観光スポットに、天鵝湖、羅布泊、巴音布鲁克草原、塔里木河、楼蘭古城などが挙げられます。