北京-上海高速鉄道が「大地域化」を促進

2011年06月29日

    北京と上海を結ぶ大動脈「京滬高速鉄道」が7月1日に正式に開通する。同鉄道は北京、天津、上海の3直轄市、河北、山東、安徽、江蘇の4省を貫き、環渤海経済圏と長江デルタという中国で最も活力と潜在力のある2大経済圏をつなぐ。4省3直轄市で面積は中国全体の6.5%、人口は25%、GDPは40%を占める。地域経済の専門家は京滬高速鉄道の開通により、環渤海経済圏と長江デルタという2大経済圏と沿線の中小都市間にウィンウィンの結果がもたらされると指摘する。