西安で春運に向けての鉄道整備

2011年11月29日

 
 

海鉄路幹線「蘭州(甘粛省の省都)-連雲港鉄道幹線)は中国の東西を貫く大動脈的働きを成す鉄道で、中国では最も忙しい鉄道幹線のひとつである。毎年の春運(※)になると、おびただしい数の人が海鉄路幹線を利用する。

 西安鉄道局は春運に備え、春運期間に安全で完備された質の高い列車運行設備を提供するために、117日より海線の集中整備を開始した。1128日午後に300名余りの作業員は海線の零口駅西岔区に枕木、レール及びポイントを新しく整備する。

春運(しゅんうん)は、中国で旧正月のころに交通量が非常に多くなる現象。一般に旧正月の前の15日から後25日頃までの約40日にかけて起きる。日本で言うところの「帰省ラッシュ」に近い。