中国華東梅花見のトップ5

2012年02月23日

目下、中国華東地域は梅の満開時期。無錫梅園太湖梅祭、南京梅祭などもうすぐ始まるという。真冬の初の梅を見逃したとしても、まだたくさんの場所で咲き始めている梅を見ることができる。
 
一、蘇州太湖梅祭
時間:2月11日~3月10日
 
有名な「香雪海」は光福邓尉山にあり、中国伝統的な梅花見の四大名所の一つである。ここの梅花見の風習は昔から伝わって、「登楼観梅」「入園探梅」「進廊揽梅」「登山賞梅」の四大景色がある。満開時期の梅は雪のように光って、さらさらと花の海になる光景に見える故、昔江蘇の巡撫を務める詩人宋荦から「香雪海」と題されたという。
 
 
「林梅海」は林山を中心に、数千ムー梅林は連綿となって、面積の大きさ、種類の多さ、密度の高さは全国一と言っても過言ではない。ここは紅梅、緑梅、白梅など種類があり、その中には白梅の種類が最も多い。梅は小橋と流れる水をあわせて、格別な蘇州の雰囲気に包まれる。
 
二、無錫梅園中国梅、臘梅展覧会
時間:218日から
 
今年の無錫梅園は百年記念日を迎えて、記念イベントを催し、梅展覧会も多くの人の目を引く。
梅園は無錫以西郊外の東山と山南坂にあり、市区から7km離れて、園内梅が一面植えられ、江南有名な梅花見の名所の一つである。
 
無錫梅園の全称は無錫栄式梅園で、園内に古い蔓、古梅、木犀の木、奇岩が飾られ、格別な高雅と古風の雰囲気がする。園内は「梅園刻石」「洗心泉」「天心台」「清芬軒」など主な見どころがある。
 
三、杭州超山梅祭
時間:218日~3
 
超山梅は「唐宗梅の古さ、一キロ梅林の広さ、6枚花びらもある梅の奇特さ」で有名。「超山天下梅」と評価された。
超山の梅は「古」「奇」「広」三つの特色で有名で、歴史上江南三大梅観賞名地のトップになっている。
中国演劇梅苑は超山東園寻梅小築の西側にあり、レリーフ廊下の形で中国演劇文化の発展歴史を展示している。
 
四、上海淀山湖梅園
 
上海青浦淀山湖梅園は上海市青浦区淀山湖風景区の中にあり、市区から50km離れた。十数年間にわたって増築し続けて、ここは今もう上海最大の梅観賞名地になった。ここでは梅5000数本植えられ、40種類以上あり、百年以上の梅も多い。
上海淀山湖大観園梅園では冷香亭という亭があり、ここでは珍しいめったに見えない梅の「銀紅台閣」を見ることができる。3月上旬になると、赤、白、青各色の梅が咲き争って、香りが淡く漂っている。
 
五、南京国際梅祭
時間:2月25日
 
梅花山は中国南京以東郊外紫金山の丘で、中山陵南西にある。丘に一面の梅が植えられたため、梅花山と名付けられた。梅花山および麓の「万株梅園」は400数ムーがあり、230種類の梅があり、13000数本梅が植えられた。種類の奇特で有名で、四大梅園の一つ。 毎年春に「中国南京国際梅祭」が開催される。
梅花山の種類数は磨山のほかは比べられない、「梅の世界」と称されている。梅花山は種類の奇特で有名である。花の一つでも三十枚以上花びらがあり、ここだけある独特な「半重瓣跳枝」、赤の中に白が浮く「蹩脚晩秋」、真赤な「朱砂梅」、白い「玉蝶梅」などいろいろな種類がある。丘の上には「観梅軒」が建てられ、「観梅軒」に上がると、一面の梅を見渡すことができる。
 
マメ知識:
1、開花時期に、日当たりが良い場合、梅はより早く開花する。
2、年気温が低く、雨が多い場合、梅は往年より遅く開花する。
3、気温が低い場合、梅の開花時間は延長する。