12月10日から高速鉄道による桂林が注目されるでしょう

2014年11月21日

中国の鉄道関係の報道によると、2014年12月10日から華南地区にある大都市である広州と深圳から南西地区にある貴陽までの貴広鉄道の開通が決まることになりました。この鉄道の中間にある観光の名勝地である桂林は言うまでもなくかつてにないほどの脚光を浴び、観光客の増加に拍車をかけることに違いないでしょう。報道によるとこの鉄道は時速300キロほどで運行すると言い、桂林から広州までは2時間30分ほどで到着し、また同じ時間でも貴陽まで行けるということもできるそうです。このほかに長江デルタ区域を初めとした中国の南方の広い地区で新しい高速鉄道の導入による調整や変更も行われることになると言います。この中で、また観光地である桂林と関係する高速鉄道の開通は注目されます。特に上海から桂林までの高速鉄道は大きな話題を呼んでいます。従来の19時間余りが利用された上海~桂林区間の普通列車が余儀なくされましたが、なんと8時間51分に短縮することができるということです。こうした高速鉄道の運行が高い期待を寄せられることは間違いないでしょう。そして杭州から桂林までの空間も従来の17時間余りからいきなり8時間12分までに短縮することができます。また同じ観光都市の南京から桂林までの高速の利用は従来の20時間から9時間30分ほどにも短縮すると伝えられています。そうするならば国営の経営に胡坐をかいたソラも昔ほどじっとしていられなくなります。双方に展開する競争はしのぎを削る状態が必至だと予想されます。