黄鶴楼の復元物は先日、黄鶴楼で観光客に公開された

2019年12月11日

                                


   国家5A観光スポット黄鶴楼景区管理部門は古代絵画、時代写真などの文献に基づき、中国伝統木造建築技術を採用し、宋・清時代の黄鶴楼の形を高精度で復元した。復元物は先日、黄鶴楼で観光客に公開された。


   黄鶴楼は「江南三大名楼」の一つで、歴史上はしばしば壊され、明・清だけでも7回繰り返された。黄鶴楼の歴史とそれが体現した中国伝統建築技術を展示するために、関係者は歴史文献により、宋・清時代の黄鶴楼の形態に基いて立体還元を行った。複製品は黄鶴楼2階の展示館にある。湖北省武漢市の黄鶴楼公園管理処の関係者によると、黄鶴楼は三国時代に建てられ、宋の時代には建築群に発展した。宋の時代では黄鶴楼は全体の配置が厳格で、主次がはっきりしていた。本館各階のそりや屋根、梁、囲いなど細部が精巧です。宋の時代の黄鶴楼は戦争で破壊された。清の時代の黄鶴楼は3階建てで、形は非常に壮観でした。19世紀末、黄鶴楼は火事で焼失し、尖銅頂だけが残った。これも歴代の黄鶴楼が壊されて残っている唯一の部材である。黄鶴楼は長江南岸、蛇山の山頂に位置し、清の時代の遗迹に再建され、1985年に開放された。現代の黄鶴楼は歴史の精華を汲み取り、また新たな特色をし、国家5A景区と武漢のランドマーク的な歴史建築である。(寰球網により)