草原森林を走る観光列車はフルンボイル雪原で運行開始

2019年12月25日

                               

「フルンボイル号」草原森林観光列車が1223日、フルンボイル市ハイラル区で初運行された。冬に列車に乗って雪原を疾走し、映画シーンの「雪国列車」を体験できる観光客のために新たな旅を提供する。

「フルンボイル号」は満州里市が終着駅となり、途中アル山市を経由する。列車は10両編成で、それぞれ列車幼稚園、食堂、文化サロンなど観光客に多種の選択肢を提供する。沿線では、列車は美しいノガン湖やキャンプ地、大興安嶺などと異国雰囲気が濃厚な中露国境を経由する。

 列車の乗務員によると、「フルンボイル号」は4日間運行され、観光客は内モンゴルの美食を賞味したり、雪バイク、馬そりなど氷雪スポーツを体験したり、フルンボイルの結婚式ショー、満州里辺境風景などを見学することができる。ビジネス車の個室にベッド、テレビ、トイレなどが付く。グリーン車にはスマートシートなども備えてある。シートピッチは広く、列車の運行は穏やかで、快適である。

 フルンボイル市文化観光投資集団の崔新宇董事長によると、「フルンボイル号」草原森林観光列車はフルンボイル市の広大な草原、森林などの優位性に基づいた総合的な観光商品である。フルンボイル全域の観光空間を開拓し、四季観光の内容を豊かにし、観光業の向上を促進するのに重要な意義があると述べた。        

 「フルンボイル号」の草原森林観光列車は計53本が一年中で運行されており、第1陣の観光客は来年1月に購入サイトでチケットを購入し、先取り体験となる。(新華網により)