現地の人は現地観光というスタイルで、国内観光市場の消費回復をリードしている

2020年04月15日

                               

  「家に二ヶ月近くとち篭もり、外出したい」という心情。疫病情勢が次第に安定するにつれて、全国各地の人々は観光に対する憧れを抑えられなくなった。現在、複数の省市の文旅部門が、旅行会社やオンライン旅行会社の経営活動の一部を回復するよう指示している。都市周辺観光と省内観光は率先して復活する重要な市場となっている。インターネット上の検索結果によると、これまでに上海、江蘇省、貴州省、雲南省、重慶市、海南省、陝西省、浙江省、寧夏回族自治区、河南省、内モンゴル自治区、湖南省など多数の省では地元の観光経営活動が展開されている。中国旅遊研究院携程旅ビックデータ共同実験室から発表した調査報告によると、疫病流行が終わった後、90%以上の調査者が国内旅行を選択した。都市周辺旅行、国内中短距離旅行、国内長線旅行の3つが主な選択肢で、それぞれ24%43%23%を占める。消費者調査によると、旅行業界に与える衝撃は段階的で、人々の需要は消えていない。旅行消費、特に国内旅行への意欲が強く、国内のレジャー旅行にチャンスを迎える。疫病の発生が徐々に控えられ、全国の景勝地も徐々に開放されている。318日、全国景勝地の開園率はすでに50%近く、31日から322日まで、景勝地の予約は3周間連続で増加し100%を超え、回復の勢いは強まっている。各省市における旅行会社の経営活動が定着し、当面の花見シーズンの需要に伴い、このデータの増加は更に顕著になると予想される。中国観光研究院の戴斌院長は、疫病流行がコントロールされた低リスク地域に対して、消費の潜在力を評価した上、地元住民のレジャーと周辺観光からスタートし、着実に地元観光市場をスタートさせることができると分析した。同時に、戴斌院長は「ここで言う地元は県域でも市域でもあり、省域でもあり、情勢の発展に伴い、同様に低リスクの隣接県区、市州、省市の観光市場へと着実に推進し、最後に全国的な観光大市場を形成する」と述べた。(人民網により)