和田博物館は開館し、「シルクロードの記憶」再現

2020年06月01日

                                

和田博物館は今月18日に開館した。「シルクロードの記憶」を、1300点余りの遺物が展示されている。新疆タリム盆地の南縁に位置し、古代の「玉ロード」と「シルクロード」の要衝であり、東西文明交流の重要な通路でもあった。展示されている1000点余りの文物は、和田の「不思議さ」の伝説を裏付けるものである。新疆が古くから中国の一部であったことを有力に証明している。和田博物館は北京市の支援により建設され、総建築面積は13493平方メートル、文物は青銅器、陶器、玉器、銭幣など各種の文物3272セット、9553点、660余冊の古籍及び約800点の民俗類物件を含む。館区は「五星出東方利中国——和田歴史文化陳列展示」、和田歴史文化展示館、ニヤ遺跡専門展示館、文創体験ホールなど7つの展示館に分かれている。そのうち、和田歴史文化展示場にある「五星出東方利中国」の錦肩は、多くの観客を魅了した。1995年、和田地区民豊県ニヤ遺跡の墓から「五星出東方利中国」織錦が発見された。この漢代の錦織は出土後間もなく、国宝に指定され、海外展示禁止64点に含まれた。和田博物館は、現代技術を活用して、編年敍事の方式で、「万年タイムスリップ」、ミニチュア、ホログラム、アニメなど通して、観客に多様な体験を提供している。(人民網により)