毓璜頂公園

  芝罘区の南にある毓璜頂公園は、元の時代、「玉皇廟」として建てられたが、清代の増築の際、文化人らによって毓璜頂と改名された。赤い門の「毓秀钟灵地不爱宝,璜琮璞玉山自生辉」と刻まれた対聯は、「大自然の気がここに集まり、様々な宝石を生み出した。」という意味だ。
公園内には、松や柏の緑が映え、小蓬莱坊や玉皇廟、玉皇閣などの建物の配置も調和が取れていて、その厳かな風格は、水墨画のようだ。また、大海を望む、俗世間離れした外観から、蓬莱の仙境にも例えられ、「小蓬莱」ともいわれる。毓璜頂公園を訪れる人々は、大自然と煙台市の風景を満喫できるだろう。