今日は中国の伝統の祭り「小年」です。

2012年01月17日桂林の生活

今日は中国旧暦腊月(十二月)二十四日で、民間では「小年」という祭りの日です。
昔からの伝説によると、今日は「竈王爺」(民間の火と飲食を司る神様)が天国に上がって、玉皇大帝の所へ過去の一年中の人々の善悪のことを報告に行き、玉皇大帝はその報告によって来年人人に対する賞罰を決めるそうです。それで、人々は今日は一挙手一投足も気をつけなければならないことです。
人々は「小年」の日には二つのことをすることです。
一つは家の大掃除をすることです。窓、壁、地面など家の中の埃は全部きれいに掃除します。それは「掃塵」と言います。台所の碗、箸、鍋、炊具などもきれいに洗わなければならないです。人人も風呂に入って、体をきれいにします。男は散髪し、女は髪形をきれいします。中国語は「塵」と「陳」の発音は同じなので、「掃塵」することによって、過ぎた一年中の不利と不愉快な「陳」のことを追い払ってしまうように願っています。
もう一つすることは「祭竈」(「竈王爺」を祭ること)です。中国では昔家々にはほとんど「竈王爺」の神棚が拵えてあります。台所に「竈王爺」の絵が飾られています。伝説によると「竈王爺」は玉皇大帝に「九天東厨司命竈王府君」と任命され、世の中の竈の火を管理するように命じされているそうです。人々は「竈王爺」を「司命菩薩」と尊称します。官吏の家は二十三日、普通の人は二十四日、水上生活者は二十五日の日に「竈王爺」を祭ることとなっています。「竈王爺」を祭る供え物として、鶏、家鴨、魚、肉などのお美味しい物はもちろんで、必ず供えなければならない物は麦芽糖で作った「糖瓜」です。それは二つの目的があります。一つは甘い「糖瓜」を食べてもらって、玉皇大帝の前で甘いこと(うまいこと)ばっかり話すようにお願いするのです。もう一つは悪口を言えないように粘りの強い麦芽糖で口を封じるのです。夕方にもう古くなった「竈王爺」」の絵を焼いて、爆竹を鳴らして「竈王爺」」を天国へお送りします。除夜の夜また「竈王爺」の新しい絵を飾ります。



 

 

 

 

 

 

 

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小年」になって、人々は春節のための「年画」と「対連」を買い始まっています。

 

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作者:( 「ふれあい中国」)

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