だんだん春めいてきた桂林
2012年03月16日中国観光ガイド
駱駝山の前の桃の林
向こうの「水榭」(赤いあずまや)にかすかに運動する人が見えました。
霧の中の緑色の柳にピンク色の梅が映えて鮮やかでした。
蕾を付けた海棠の木です。
水滴で岩に苔がついていました。
青々しい野草
朝の運動が終わって、家へ帰る人でした。
これからも咲く玉蘭の花でした。
白い茶の花にピンク色の梅の花が映えてとても綺麗でした。これを見て、思わず中国の古典小説「紅楼夢」の中に描いた「黛玉葬花」の場面を連想しました。
梅の花びらが地面に敷いていて、ちょっと寂しかったです。
可憐な梅の花
老人たちの歌を聞いて、感動させました。
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コメント(4)
作者:( 「ふれあい中国」)
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50の春と20の春とは色々違うな、花も違う、美人も違う、主に見る人が違うからか
同じ景色は見る目によって多少違うかもしれません。同じ世界に対して、年齢のちがう人によって、見方も違うと思います。でも美しいものを愛し、美しさを求める心は同じだと思いますね。
春の到来を告げる木蓮の花、枝垂れ柳、桃の花、もう盛りを過ぎ落下前の梅の花、将に百花繚乱の世界・・・・・・・「七星公園」。季節を感じさせてくれますね。毛毛雨しとど降りしきる花園、陸さんが譬えたような「紅楼夢」の舞台を十分彷彿させてくれますね。「花谢花飞花满天,红消香断有谁怜? 游丝软系飘香榭,落絮轻沾扑绣帘。 闺中女儿惜春暮,愁绪满怀无释处, 手把花锄出绣闺,忍踏落花来复去。 柳丝榆荚自芳菲,不管桃飘与李飞。 桃李明年能再发,明年闺中知有谁? 三月香巢已垒成,梁间燕子太无情! 明年花发虽可啄,却不道人去梁空巢也倾。 この詞(うた)を吟じながら、「七星公園」の夕暮れの亭(あづま屋)に緑茶をすすれば、さぞかし情緒が盛り上がることでしょう。誰に想(思情)をいたすのか、ただただ、軒端に巣を掛ける燕の往来を眺めながら、人の世の無常を悟らんか。涙、襟を濡らさん。こんな風情を「越劇」に仕立て、杭州「百合花劇団」が演じたらどのような様相になるかしらん。舞台は杭州「西湖」河畔。いやいや、桂林「古南門」の広場でも由とせんか!この季節に最高の感動を覚えん!好好爺も心、踊ります。
「春を愛する人は心清き人」と言うのは日本の「四季の歌」の歌詞です。心の優しくて、純粋な人はみんな美しい自然が愛するはずです。七星公園の月牙楼の前の老人合唱団グラブの皆さんは炎天下の夏にも寒さの厳しい冬にも一年四季の中に毎朝月牙楼の前に集まって、絶え間なく唄を歌います。感動しました。