カボチャの蔓も健康料理
2013年06月09日中華料理
言い方がまずいかもしれないですが、昔、カボチャの蔓などと言えば、ただ無造作に豚の餌にされたことはよくあったのではないですか。ところが世の中が健康志向になった今では、あの青くてみずみずしいカボチャの蔓や花(徒花)は逆に美味しい健康料理にバリエーションしたものです。
桂林では4月に入ってから雨に濡れたカボチャが着々として伸びてきます。自由市場に買い物に行ってみればカボチャの蔓や花(サツマイモの葉っぱもある)を買う家庭主婦がよく見られるようになります。普通の野菜並みの価格の上(絶対高価なものとは言えない)、青くて天然食品とされる山菜に近いあのカボチャの蔓を断った市民がいるのでしょうか。
具体的な手順はまだ薹(とう)が立っていないうちの蔓を千切っており、それから丁寧に蔓の皮や堅い部分を剥きます。中の柔らかい部分をそれぞれ2、3センチほどの長さに切ります。きれいに洗ったあと、それをただ油と大蒜で炒めれば美味しい炒め料理一品になります。食べると違和感があるどころか口触りがかりかりとして食べやすいです。お医者さんの話によるとカボチャの蔓は繊維が多く含まれているからコレステロールの引き下げに効くということです。それに炒めるだけではなく、スープや徒花の豆腐詰めなども気軽に作ることができます。
具体的に丁寧に「手入れ」をした蔓や新鮮な花を野菜スープのように調理すればよろしいです。この種のスープは味があっさりしてある程度、夏ばてにも効くのではないかと言われています。さらに新鮮な花(筆者の幼い頃、子供の遊びとしてカボチャの花は夏、キリギリスの餌にしたことがよくあったものです。人間は絶対食べないようにしたものでした)を摘み取り、中に豆腐や肉のミンチなどを詰めて茹でることができます。見た目がきれいだけでなく食べるとカボチャの花のユニークな香りがして忘れられない食感です。
みなさんはご興味があればカボチャの蔓や花を捨てないで試しにこのように調理してみてください。きっと期待通りの健康料理ができるとお請け合いします。
出来上がりのカボチャのスープであり、見た目もきれいです。
雨に濡れると成長が早いカボチャの蔓
普通カボチャの蔓に徒花が多く付けていて実らないです。
既に手入れした後のカボチャの蔓が自由市場の路面に置いています
自由市場で新鮮なサツマイモの蔓も売られています
結構長く伸びたかカボチャの蔓
このように手で丁寧に皮を剥いて中の柔らかい部分を残します。
手入れした後のカボチャの花もきれいです
豆腐のミンチを詰めたカボチャの花の料理が達成しました
茹でると一品料理が出来上がりました。美味しそうですね。
訪問者(1612)
コメント(0)
作者:( 「ふれあい中国」)
前の文:私を感動させた老人たち
次の文:桂林の真夏が募る蝉しぐれ