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2014年02月18日吉林の樹氷に巡り合いました

 筆者が1月中旬ごろ故郷の東北地方にお正月過ごしに帰省しました。故郷は吉林省の蛟河市にあり、帰るには必ず吉林市を経由しないとならないです。吉林と言えば冬の景色は何と言ってもあのきらきらと銀色に輝く樹氷ではないでしょうか。調べによると吉林の霧氷は桂林山水、雲南石林、三峡と並び中国の四つの自然的奇観の一つとされ、恐らく吉林省の看板の景色として国内外に良く知られているではないでしょうか。それに吉林の樹氷の素晴らしさは、ほかの地方の樹氷は比較にはならないほどの醍醐味があります。吉林の樹氷は程よく木の枝に白く結晶し、透明に見える代わりに、絶対に木の枝の重荷にならないほどしなやかな感じがします。あたかも微細な氷の花が程よく咲いたように美しいです。
 樹氷の鑑賞期間は毎年の12月から来年の2月までに限るといわれますが、必ずしも毎日樹氷が鑑賞できるわけではありません。吉林の霧氷ができる要素としてマイナス30度以上の寒さと大量の水分を含めた水蒸気は同時に存在しておかないとならないということです。そしてお互いに作用しあうことも欠かせないものです。要するにその周囲の気温や水温、風の流れといった有利な条件が揃わないと見えません。ありがたいことに厳寒地方にある吉林省の松花江は上流にある豊満水力発電所があり、冬でも暖かい水がそこから絶え間なく下流に流れていきます。樹氷はこの暖かい水から水蒸気が醸成して適切な風に下方の樹木に吹き付けられて出来るわけです。
 筆者にとって樹氷はかねてから何とかして見に行きたいものでした。そのために朝早く起きて、ホテルのロビーで地元の人に尋ねました。ところが地元の人に「樹氷は今日、駄目でしょう。気温がよほど低くないと見えないよ、風もないとみえないし」と言われました。筆者が少しこの話に落胆しましたが、一か八か行ってみようと決心しました。ここまで来た以上、行ってみないと一生の悔いになるかもしれないとも考えました。そこで朝7時半ごろ朝食を早く済ませ、タクシーを拾うことに決めました。市内のホテルから約15キロほど離れた松花江の豊満水力発電所の方向に向かいました。タクシーがおよそ20分ほど走ると、遠くに川面からいよいよ霧が立ち込めているのが見えました。「しめたぞ!今日、樹氷が見える」とタクシーの運転手は筆者を安堵させたような口ぶりで言ってくれました。確かに薄くて寒い朝霧の中に松花江の川面が現れ、あの銀色に輝き、ふわふわした毛皮のような樹氷がいっぱい見えたのではないですか。あの岸の樹木のすべてを美しく白く化粧した世界が一瞬に童話の世界のようにも見えました。
 筆者がこの生まれて初めての世界に感動して氷点下30度の気温をちっとも気にしないほど興奮していました。そしてむさぼるようにその鑑賞と撮影を堪能していました。













氷点下30度でも凍らない松花江の川面から水蒸気がたちこもめています









厳冬の中にも関わらず、きれいな樹氷で自分の恋の堅さを裏付けようとするカップルに感心しました

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コメント(2)
作者: 「ふれあい中国」
 

コメント

1臥龍先生2014/02/18 14:58

董さん、素晴らしい樹氷の写真を撮りましたね、チャンスがあったら、一度行ってみたいと思います。ありがとうございました。

  • 董文利2014/02/18 16:47

    臥龍先生、コメントを頂きましてありがとうございます。確かに吉林市の独特の樹氷は寒い地方に生まれた人にもちろんのことであり、中国の南方などの暖かい地方に生まれた人になおさら珍しい景色と言った方がいいです。是非とも時間があれば吉林の名物とも言われる樹氷を見ていただきたいものです。これは神様は寒さの中で人間にプレゼントしてくれた最高の土産かもしれません。

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