花見を楽しむ建国記念日の連休

2014年10月08日中国文化

筆者は今年の10月1日の建国記念日のレジャーを利用し、市内から20キロほど離れた桂林園博園に行きました。その日は晴れて気温が30度ほどで観光には少し暑いほどでした。それにもかかわらず訪れた市民や観光客で賑わい、祭り気分でした。やはり園博園に栽培したひまわりやコスモスなどの花の情報はテレビで広く広めた甲斐があったと思います。報道によると園内にはやく5万本ほどのひまわりなどが栽培されたといいます。これではかなりのボリュームだと考え、ぜひ見逃してはいけないと思い、家族を連れて見に行くことにしたわけです。さすがに休日と宣伝の効果だけあって家族連れの入園者が思うより多かったです。

桂林園博園は実に一昨年に開園したものです。当時広西自治区が開催した園芸博覧会の会場でした。敷地面積が延べ80ヘクタールもにも及び、桂林におけるもっとも広い公園だと言われます。園内に入ると、前にまず高さ48メートルの「大雁閣」が遠くに見えました。左側に道順に南寧園をはじめとした自治区の14の都市が企画した庭園は整然として並びました。それらよりも人気がコスモスとひまわりのあたりに集まったようです。よく見ればこれらの花はちょうど満開を迎え、タイミングよく観光客の訪れを待っているように感じました。これらのきれいな花をバッグにポーズを取ったり表情を整えて写真を撮る人が少なくありませんでした。中に立ち入り禁止の看板を無視した人もいました。ちょっと気に食わないところでした。それにしても確かに筆者にとっても迫力のある花の世界であり感動しました。

話によると今年の連休に合わせて桂林周辺にできた花見の場所は他にいくつかあるということです。象鼻山公園や七星公園、虞山公園なども花見の話題にも取り上げられました。花見が今年の大型連休の一大イベントになったようです。筆者は日本の富士山の麓にある花の都公園によく行ったものです。あそこはすでに観光のコースに組まれており、富士山と並ぶ人気があります。筆者は桂林でも日本のように花見の場所をよく作ってくれるように願いたいものです。

入場者が次から次へと入ってきます

コスモスがいっぱい咲き、人気が集まっています

5万本も栽培されたと言われるひまわりの花も満開です

炎天下ですが、観光客の興味が冷めないです

大雁閣の上から眺めた園内の一部の景色で、遠くに桂林らしい風景も見えました

ゴルフ場に見違えるほど整備された園内の景色

富士山の麓に出来た「花の都公園」も同じコスモスが栽培されました。もちろん遠くに見えたのは富士山です。

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コメント(2)

作者:(董文利 「ふれあい中国」)

お客様からのコメント

1桂林浪漫2014/10/09 20:26返信

こんないいところがありましたか。まったく知りませんでした。ひまわり、コスモスの花が綺麗です。花に埋もれて「昼寝」といきたいですね。来年1月には桂林に移住します。その節は、多くの日本人を呼び桂林の名跡を歩きたいものです。

  • 文利2014/10/16 07:09

    コメントをいただきましてありがとうございます。確かに筆者も普段 行かない園博園ですが、これほどきれいな花が栽培されたとは思わなかったです。本当に印象的でした。ただ大型連休の時にどこでも人がいっぱいで少し気に食わないです。できれば平日を選んで行った方がいいかも知れません。桂林は実に見るところがたくさんあるが、桂林浪漫が来年桂林に来るならば、ぜひ周辺に出来た新しい観光地を見ていただきたいです。筆者もこの小欄を通じてできれば楽しめる場所などを投稿させていただきますから、一つでも多くご参考になるように期待しております。

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