男顔の観音像を見たことがありますか
2016年08月09日中国文化
龍隠岩は桂林市七星公園の牙月山の麓にあり、唐代から民国までの石刻と仏像が数百点ありますが、最も珍しいのは男顔の観音像と人間の模様する「佛」の字です。
龍隠洞は貫いた洞窟で、天井にくね曲がった細長い溝が龍の形をして、龍の鱗まではっきり見えます。
伝説によって、一頭の龍がここに蟄居していて、ある日ようやく岩を破って、飛び立ったそうです。
普段、観音さんは優しい女性の顔ですが、龍隠岩に刻まれた観音さんは男性の顔の観音像があります。この観音像は清代の康熙四年(1665年)に刻まれたのです。額に慧眼が一つ有り、螺髻に小さい化佛が三つあります。また、唇に髭があり、珍しい男顔の観音像です。
ざっと見ると、この「佛」の字はまるで線香を持って仏様を敬って合掌している一人のお婆さんのように見えるのです。
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作者:(陸耀雲 「ふれあい中国」)
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