桂林の木犀がやっと咲き始まりました
2016年10月08日桂林の生活
今朝、屋上に上がって、「秋が本気に来たぞ」と告げるように地面に藤木の葉っぱが一面に敷かれていました。「一葉で秋を知る」と古人が言った通りに今日は寒露になました。そよ風が吹き通って、いい匂いが漂ってきました。それが木犀の香りでした。
今年、桂林では木犀の開花は例年より一ヶ月ほど遅かったです。木犀はいつも雨が降ってから咲きますが、今年秋に入って、なかなか雨が降らなかったので、桂花仙子(木製の花姫)がとうとう待てずにもじもじして咲き始まりました。午後七星公園へ行くことにしました。
七星公園は桂林で木犀の木が一番多い所です。公園に入ると、すぐ濃厚な香りが襲わってきました。ゴールデンウィークが終わったので、混雑だった公園の中はまた静かになりました。のんびりして香りが溢れた公園を歩いて、楽しかったです。わずか一部の木犀しか咲いていませんでした。木犀は花の色の濃淡によって主に丹木犀、金木犀と銀木犀と分けられています。桂林では金木犀が一番多いです。丹木犀は色がオレンジ色で、香りも一番強くて、最も貴重な品種です。銀木犀の開花が遅くて、色が薄くて、淡雅なイメージがあるので、文人が気に入るでしょう。
金秋十月は桂林では一番快適な季節で、また観光のいい季節です。
金木犀です。
丹木犀です。
金木犀のお土産屋さんです。
金木犀の根元に座って、のんびりして錦鯉を見ている若い女の子でした。
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コメント(2)
作者:(陸耀雲 「ふれあい中国」)
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桂林の秋の定番はなんといっても木犀の花の開花です。あの街中に漂う花の香りに魅せられた観光客はどれほどいるのでしょうか。陸さんは木犀の花の細部までよく書いてくれました。
先生、こんにちは。日本では順調にお過ごしでしょうか。桂林では金木犀の開花は既に終わり、秋が深る一方です。朝晩は涼しくて、つくづくと秋涼が感じられてきました。どうか、日本でもお体をお大事にしてください。