「十八醸」

   「十八醸」とは、18種の醸菜のことです。「醸菜」は、桂林の特別な料理で、各種の調味料をひき肉と混ぜてからいろいろな野菜や殻類の中に詰め、蒸したら出来上がりです。例えば、「ゴーヤ醸」はゴーヤの実を取り、ひき肉をゴーヤの中に詰めるものです。「田螺醸」は田螺の肉を出し千切りにし豚のひき肉と混ぜてから、また田螺の殻の中に詰めるものです。

   具体的に、「ゴーヤ醸」、「田螺醸」、「カボチャの花醸」、「豆腐団子醸」、「唐辛子醸」、「茄子醸」、「卵醸」、「里芋醸」、「筍醸」などの18種があります。

   「醸菜」は桂林の独特な料理で、地元の人々に愛されておりよく家庭料理で出されています。桂林にお越しになられたら、ぜひ食べてみていただきたいと思っております。


「ゴーヤ醸」


「田螺醸」


「唐辛子醸」