桂林山水画




   桂林は歴史が長く、昔から桂林の自然美を絵に描いて表現した文人が数多くいました。現在でも、桂林の広西師範大学、中国画学院、旅行専門大学などで美術学部に勤めている先生方が授業を通して、桂林山水画の発展と創作活動に積極的に取り組んでいます。また社会人の中にも独学で一人前の画家になった人もいます。桂林の画家は中国で、地域人口に対して画家の人口が最も多い都市といわれています。よく桂林漓江の景色を題材に描かれた山水画が、桂林山水の美しさを見事に表現したお土産として、人々に喜ばれています。表装すると掛け軸にもなり、床の間に飾ると立派なインテリアとなり、国内外からの観光客の人気を集めています。さらに桂林から中国全土に出荷・販売されています。桂林の工芸品と言えば、なんと言っても山水画をおいて他にありません。