桂林の禁風祭り






    禁風祭りは臨桂県の伝統的な節句で、旧暦の正月二十日に桂林市臨桂県廟坪圩で行われます。 

   伝説の中で、大昔の正月二十日に、空が曇ってき、地上に風が狂うほど強い、このような珍しい風で農作物、部屋が壊されてしまいました。ヤオ族の人がそれでずいぶん困っていました。ちょうどその時、山から白髪のお年寄りがやってきました。「これは風の神様が人間に怒鳴っています。すぐに風の神様に恭しく祭り、平安になるように祈ってください。」と言っていました。それから、この日に大きな声を出さないとヤア族の人々に伝えてきました。ヤオ族の人々はお年寄りの言う通りにし、風の神様の怒りはようやく収まりました。

   祭りの前日、声を出さないように、稲わらで作った十字架を畦と屋根におき、あるいは軒下に吊ります。当日に、米を搗いたり、薪を割ったりしてもダメで、風で声が出ないように、芝生で服を干すようにします。祭りの日に、ヤオ族同胞は祝日の綺麗な服を着用し、漢族の集落地の廟坪圩に集まり、銅鑼と太鼓を叩いたり、芝居をしたり、獅子舞や「盘王节」という踊りを踊ったり、山歌を交わしたり、桂林市の独特な歌の彩调を歌ったリ、盘王の願いという儀式を開催したりし、みんなで禁風の日を賑やかに祝います。