貴陽のお祭り

   少数民族の集結地の貴陽ならではのお祭りがたくさんあり、ミャオ族の「四月八」、布依族の「三月三」や「六月六」…また、こういうお祭りの時に、田舎では歌合戦や競馬、闘牛、蘆笙舞(ろしょうまい)、飾り提灯展などをワイワイと開催し、観光客が参加してみたら、当地の少数民族風情をより一層深く触れろことができるでしょう。


「六月六」


   「六月六」は貴陽市布依族の伝統的なお祭りのなかで、重要な地位を占めています。毎年の旧暦6月6日に、布依族の人が花渓河辺りに集まり、舟に乗り河を楽しんだり、笛を吹いたり、民謡を歌い合ったりしワイワイと過ごします。この日を借り、若男女たちが好きな思いを相手に伝えるのが昔から伝わってきたのです。


「四月八」


   「四月八」は貴州、湘西、桂北といった地域のミャオ族、布依族、トン族、ヤオ族、チワン族などの少数民族の伝統的なお祭りです。その中で、規模の最も大きく、影響が最も大きいのが貴陽市ミャオ族の「四月八」お祭りです。


   毎年旧暦の4月8日に、貴陽市と貴陽周辺の県に住んでいるミャオ族の人は民族衣装を身につけ、蘆笙や笛を吹いたり、民謡を合唱したり、ミャオ族の踊りを踊ったりしています。現在、「四月八」は少数民族の伝統文化を表す聖典となっています。


蘆笙舞


   蘆笙はミャオ族の文化発展の長い歴史の中で、代表的な物として伝わってきました。踊り、音楽などの分野でよく使われています。

蘆笙舞には少しのミャオ族の武術動作や高難度の雑技動作が入り、高い人気を集め、貴州の祝日に欠かせないイベントになっています。


飾り提灯展


   飾り提灯は旧暦の正月十五日に、貴州の民間での大規模のイベントです。飾り提灯を町中に掛け、歌とダンスをやったり、劇の演出をしたりし盛大に行います。