漢中菜豆腐

また漢中菜豆腐は菜豆腐お粥ともいわれ、漢中で有名な美食です。元々はお客様を招待した時に出されたものですが、今では大衆になじんだ食べ物となりました。用いられる材料は主に大豆です。大豆を水に浸し、柔らかくなったらつぶして、おからを濾過して煮た後に塩漬けの白菜と漬け汁を入れ、豆腐を精製します。菜豆腐は柔らかくて玉のように白く、蛋白質が多く含まれています。食べ方は酸っぱいものと甘いものの2種類があり、塩漬けの芥子菜も漬け汁で煮たお粥を菜豆腐に入れると、酸っぱくて香りが広がります。また、油であげた唐辛子と肉汁などをいれて食べると、すがすがしくて口当たりが良くなり、後味が続きます。菜豆腐は栄養価が高く、安いことから「面皮」と共に漢中の人々に好まれ、「山海の珍味より菜豆腐のほうが最高だ」といわれています。