古衙署(県衙)

 元代から清代までの平遥の政府所在地で、衙門街にある。全国でも最も保存のよい衙署として貴重な建築群。現在のものは1370年(明の洪武3年)に建てられた。多くの建築のうち中心となるものは規模の最も大きな大堂で、知県(県の知事)が公務をこなしていた場所。休日や祝日にはかつての公務の様子を再見した演出があり、時代劇をみているようで楽しい。