現在使う人民元裏面の美しい実景

2012年02月16日

第五套人民元一元裏面の図案「三潭印月」
    「三潭印月」はカメラマンの角度から石塔二つしか映らないため、完全に写実のものではないのだ。「三潭印月」は杭州西湖十景の一つで、西湖中央南に傾いたところに位置し、「湖心亭」「阮公墩」と合わせて、「湖中三島」と呼ばれている。中国古代伝説の中の「蓬莱三島」のようため、「小瀛洲」とも呼ばれている。北宋の時からも良い月を楽しむところになっていた。
 
 
第五套人民元5元裏面の図案「泰山观日峰」
    5元裏面の図案は泰山だが、モンタージュにされ、「五岳独尊」の石刻と泰山主峰二つの場所を一緒にして、現実では見られない景色のだ。泰山は海抜1546メートルしかないだが、高い文化地位があって、中国文化の中での一番高い山だ。
 
 
 
第五套人民元10元裏面の図案「夔門
「夔門」は瞿塘峡の入口にあり、長江三峡西の大門で、「瞿塘関」とも呼ばれている。瞿塘峡は全長約8キロメートル、長江いだが、一番雄大しいのだ。
 
第五套人民元20元裏面の図案「桂林山水
    桂林の山水は天下一と見なされている。桂林は有名な旅行都市で、桂林の漓江はきれいな水をもって、世界一番のカルスト地形も桂林にある。桂林は「山青」「水秀」「洞奇」「石美」と見なされている。
 
 
第五套人民元50元裏面の図案「チベット布達拉宮
    布達拉宮は紀元7世紀に建てられ、チベットの王松賛干布はチベットに嫁にくる唐の文成姫様のために建てるものである。布達拉宮はラサ海抜3700メートルの紅山の上に位置し、主楼は13階、高115メートル、999軒部屋もある宮殿である。
 
第五套人民元100元裏面の図案「人民大会堂」
    北京人民大会堂は1958年10月から工事を始め、1959年9月に完工。ただ10月間で完成したのは中国建築歴史上の一つ偉大の試みだ。