北京密雲県黒竜潭で春の氷滝を観賞

2012年02月22日

 
  立春になってから、気温がだんだん高くなっていって、春の気配がする。だが、密雲県黒竜潭はまだ真冬の光景を見ることができる。特に氷滝は自然の神技が体現されている。
  北京市内はもう雪の跡も残さないが、黒竜潭はまだ氷の世界だ。全長は4㎞、水位落差は220mも達する峡谷の中では「春花」「秋月」「平砂」「落雁」など18個有名な淵があり、初春にはまるで氷の宮殿のようだ。
  氷滝は滝の水が0摂氏温度以下の地表に流れて、地表の石に氷結して氷滝になると思われている。黒竜潭の水は汚すことないため、氷は透明できらきら光っている。氷滝のほかに、樹氷と氷の洞穴も楽しめるという。陽春の三月になると、氷滝は融け始める時期には氷の下に水が流れる珍しい光景を見ることもできる。
 
観賞時間:毎年12月~来年3月
観賞地点:北京密雲県黒竜潭