重慶白鶴梁石刻水下博物館は八カ月の閉館改造が終わり、今再開

2012年03月20日

白鶴梁水下博物館外観
 館内水中廊下
 
重慶白鶴梁石刻水下博物館は八カ月の閉館改造が終わり、最近再開した。重慶市文化放送局からの情報によると、今回の改造は主に一階の機能空間と二階の陳列室と水中廊下空間での改造だ。
一階のホールに出入りシステム、ベビーシートと車椅子など設備を増やし、安全を確保すると同時に特別要求を応えることもできる。ホールの活動区ではタッチスクリーンと石ずりを複製する装置が設置され、観光客は自ら記念石ずりを複製することができて、またタッチスクリーンで水中のカメラをコントロールし、近距離で白鶴梁水中石刻を観賞することができる。
二階の陳列室は「生命の水」「長江の尺」「水中碑林」「三峡明珠」四つの部分があり、声、光と電気などハイテク展示方式を生かし、観光客に視覚と聴覚両方で大河文明と白鶴梁石刻の水文価値と人文価値を体験させる。中に、長さ10メートル、高さ1メートル、8台液晶ディスプレイでできた水墨動画「風俗石梁」は生き生きとして昔の白鶴梁風景を再現し、全景モードはまた詳しく白鶴梁水下博物館全館の空気循環システムと照明システムなど構築構成を展示する。
 
白鶴梁石刻
石魚
長江の真ん中にある白鶴梁石刻は全長約1600メートル、幅約25メートル、165段あり、その上に明らかに歴代文人墨客が残した3万数字の石刻作品が刻まれて、「水中碑林」と称されている。唐時代から刻んでいた「石魚出水兆豊年」の20個石魚彫刻には1200数年以来72部渇水年度の長江水位資料が記録され、保存完全の「世界一古代水文站」と称されている。