四川省宜賓市長寧県で珍しいカルスト地形を発見

2012年05月29日


 この頃、四川省宜賓市長寧県でテレビドラマ「川南遊撃縦隊」の屋外撮影場所を選定しているところ、意外に長寧県梅トン鎮で珍しいカルスト地形を発見しました。
 同カルスト地形の面積は40平方キロメートル余りあり、地表石林、地下の溶岩洞窟、天坑や地の割れ目が一体となっています。
 当地の地理専門家の紹介によると、梅トン鎮カルスト地形に四つの特徴を持っているそうです。一:「古い」同カルスト地形の成分石灰岩はカンブリア紀に成したもので、今から五億年の歴史があり、中国でもっとも古い石林の一つに数えられます。二:「珍しい」同カルスト地形の岩が険しく、石廊、石橋、石窓、石芽、石蓮、石柱、石峰などいちいち目をとめる暇もないほどのいろんな形をした岩が存在しています。三:「麗しい」石林内に茶園や楠竹林、苦竹林、斑竹林などが点在し、また溶岩洞窟なども存在する独特の景観を成しています。四:「揃い」同石林は地表石林のほかに、溶岩洞窟、地下水流、天坑や地の割れ目もあります。またヘゴ、ウンピョウ「雲豹」など貴重な動植物も生息し、科学考察や観賞の重要な価値を持つところです。