今年、上海で水上バス開業に期待

2011年01月27日

    上海交通港航工作会議の情報によると、今年、上海で水上バスを開業する予定だ。上海市交通部は黄浦江水域に1、2本の水上バス路線が開通し、蘇州河水域にも水上バス路線が開通すると期待されている。開通後、市民は「水上バス」に乗って通勤できるという。

    上海市は年内で三島客輸送、水上フェリーを都市公共交通システムに組み込むことを目指している。鉄路・地下鉄・バスなどの総合客輸送交通中枢の建設を推進し、バスネット合理化をする。また、郊外・農村・辺境地での快速バスを続けて建設し、「十二五(2011年-2015年)」の末期に「5050」という目標を達成できるように努力している。「5050」とは公共交通の利用率を50%まで達成し、鉄道交通の利用率が公共交通総量の50%を占めるという意味である。