九寨溝に空中モノレールが

2016年01月29日

第一段階九寨溝モノレール交通建設表示図


   漳扎鎮から九寨溝県内まで空中モノレールが作られる予定だということを聞いて、「これから九寨溝に行くのがエコだし、途中の美しい風景が観光出来るし、何時間のラッシュにも会わなくて良かったね。」と、一人の九寨溝県民が言っていた。


   近年来、九寨溝の観光客がますます増えているところで、夏休みやゴールデンウィークなどの時はもっとも観光客数が大いに上がってくる。去年、九寨溝観光地に509万人の観光客が訪ね、九寨溝観光地が位置している漳扎鎮の交通問題がますます大きくなり、大変な状況になっている。根本的に九寨溝観光地周辺の交通問題を解決するのは急がざるをえないことになってきた。これについて、2015年に、四川鉄投集団、九寨溝県、大九旅集団会社は空中モノレールプロジェクトの可能性を研究し、空中モノレールの建設は現在の九寨溝交通問題において、最も有効で直接な方法だという結論を出した。


   建設しようとしている九寨溝県空中モノレールは、九寨溝の主な観光スッポトの外辺にあり、九寨溝観光地と周辺環境に対する汚染やダメージは少しもないという。四川鉄投集団の書記の孫雲によると、九寨溝空中モノレールは四川省初の現代新型軌道交通施設で、エコ且つ騒音が小さく、複雑な地形に向き、視野がより広がるという。


   建設完了後、沿線の主な観光スポットを連続させ、九寨溝県全域景色の特別な観光ラインが作れる。九寨溝観光地周辺のひどくなっている交通問題を解決できるだけではなく、観光客に新たな観光体験を与えることも出来る。アバ州の国際旅行区の建設と、九寨溝しいてはアバ州の知名度を上げることにおいて大事な意味を持っている。


   軌道交通の全線路が84.53キロあり、三段階に分け建設していくという。まずは、九寨溝県漳扎鎮の通行人と自動車の分流だ。全部高架駅になり、全線路が22キロで、35億元を投資する予定だ。それからは第二段階の沙坝から県内までの建設で、第三段階の溝口から駅までの建設だ。