武康路

   武康路は上海徐汇区に位置しています。以前は“福開森路”と言われました。アメリカの宣教師のジョン・フォケソにンより名付けられました。1907年上海フランス租界の公董局により建設されました。

   武康路は上海近代百年歴史の「名人路」と呼ばれています。沿線には優秀な歴史建築が計14か所、歴史建築が37箇所を保存されています。

   武康路は全長がおよそ1183メートルであり、広さはおよそ12~16メートルであり、全道が弧を描いていおり、南北に並んでいます。北は華山路に向かい、清代末期重臣李鴻章の「丁香花園」が見られます。南から淮海中路まで天平路と余慶路とつなき、「宋慶齢故居」と街を隔てて向かい合っています。沿線にてスペイン風、フランスルネサンス様式などの独特な建築を持っており、上海中心街中で一番ヨーロッパ風の街の一つになっています。2011年、中国文化部と国家文物局より中国第三陣の「中国歴史文化名街」と呼ばれるようになりました。