霊川県霊田郷の西岸村から大墟鎮の熊村までハイキングしました(四)

2012年02月15日中国観光ガイド

桂林 小雨 8~11
三時半半ごろ、南積村を出発しました。十分ぐらい歩いて、「大橋山」と言う村に着きました。ここからはセメントの道になりました。まっすぐ行くと十分で終点の熊村に着けますが、田園風景を見るために私たちは遠回りした田んぼの道を選んで、歩きました。途中で菜花と大根の花が奇麗でした。二三十分畦道を歩いて、ようやく熊村に到着しました。
熊村は大墟古鎮から八キロ離れ、今までよく保存された湘桂古商道にある古鎮の一つです。行政は大墟鎮に属しています。村の人はほとんど「熊」の姓なので、「熊村」と名付けられたわけです。文革大革命の時に「熊村」の「熊」は同じ発音の革命の意味がある「英雄」の「雄」と変えられてしまいました。だから、「熊村」は「雄村」とも言います。熊村は宋の時代から建てられ、今になってもう千年ぐらいの歴史がありました。地面は石畳と卵石で敷かれています。街全体は緩い坂のの上に建てられ、周辺の地勢が平坦で、遠い所には山山が見えます。小川が町の傍を流れ通っていて、町の人は用水路を造って、河水を町内に導入して、野菜や、洋服などを洗濯します。縦横に走る渓流は熊村のひとつ特有な風景になりました。昔、村の人が商売して、お金持ちにったでしょうか、町の家はほとんど青煉瓦造りの家です。家家は石畳の道の両側に立ち並んでいて、デザインが明、清時代の風格の建物です。ひとつの特色として家はほとんど中庭があります。中庭は屋根がないので、雨水を受けることができます。野菜と洋服の洗濯はここでします。中庭にはよく花卉の盆栽が飾られています。
 年代のある石畳の道を歩きながら、古朴典雅な道の両側にある家家を見て、心の安らぎを覚えました。街には人が少なくて、寂し感じでした。お金持ちの人はみんな別の所へ引っ越ししてしまいました。残りは貧乏な人が多いです。若い人は出稼ぎに行ったでしょうか、見えた人は老人と女ばかりでした。家の壁に残った文化大革命の赤いスローガンと壁の隅に生えた緑の苔を見て、いろいろなことを偲ばれました。人生は空しいですね。
 四時十五分、帰りのバスに乗り、五時頃桂林甲天下広場につき、みんなが解散しました。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

田園風景を見るために遠回りした道を歩きました。
田園風景を見

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ここの菜花は油を搾るためではなく、菜をたべるために作ったのです。
菜花は油を搾るためではなく


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大根の花です。春の時、水田の肥料になります。大根の花です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



桂林旅行

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


熊村の自由市場
桂林熊村の自由市場

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



中国桂林 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熊村にはこのような路地が六本あります。
熊村にはこのような路地が六本あります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


縦に走る路地の横にtたくさんの横町があります。
縦に走る路地の横にtたくさんの横町があります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


この奥深い巷から悠々たる歴史が読めますね。
この奥深い巷から悠々たる歴史が読めますね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      お婆さんが石臼の上で洋服を洗濯していました。
お婆さんが石臼の上で洋服を洗濯していました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


古井の中にパイプを入れて、ポンプで井水を吸い上げます。
古井の中にパイプを入れて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


文革の時に書いた「革命門」の字がまだ読めます。路地にこのような門がよく見えます。昔夜になると、門を閉めて、泥棒と山賊を防ぐことができます。
文革の時に書いた「革命門」の字がまだ読めます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


このように無造作に石の上に座って、気軽に話すことは楽しいですね。
このように無造作に石の上に座って
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

のどかな風景です。
 

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コメント(2)

作者:( 「ふれあい中国」)

お客様からのコメント

1桂林浪漫2012/02/17 18:44返信

なかなかいい写真撮れていますね。特に眼鏡橋の水面に映る倒立した眼鏡橋が気に入りました。澄み切った空気、清らな小川があってこそ、このような写真になるのではないでしょうか!ニコンかキャノン製の一眼デジタルカメラで撮影を試みたいです。今、私は一眼デジタルカメラは持っていません。コンパクトデジタルカメラでは限界があるように感じます。このような自然そのものの被写体を撮るときは、どうしても一眼デジタルカメラで、三脚に固定して撮りたいです。宋~明~清~民国~共和国と変遷を経て来たこのような建築遺産、いち早く訪れてバシャ、バシャとカメラのシャッターを切りたいですね。陸さんの旅行記を読むとますます桂林への旅情が募ります。

  • 2012/02/18 02:00

    コメントをいただき、ありがとございます。長い間、ずっとブログを御熱心にご注目していただいて、感謝する言葉もありません。私が使っているカメラは一昨年の末、ハイキングのために買ったキャノンG12型のカメラです。桂林は間もなく春になるので、ハイキングのいい季節が来ます。明日、「玉龍河」から「大榕樹」までのコースをハイキングする予定です。またいい写真が撮れると思います。お楽しみになさってください。

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