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2013年06月01日母性愛

  昨日、桂林市内のある公園でさりげなく散策したら普段めったに見られない一コマがありました。何人かのカメラマンは低い樹林の中で大きいカメラを設置して物静かに待機し、何かを撮ろうとしているじゃないですか。それに5、6M離れた先の低い樹木の方向にレンズを一斉に向けていました。「きっと何があるに違いない」と筆者もそれに不思議に思い、好奇心に駆られました。そこへ足音を忍んで近くに寄って声を低めて礼儀正しく尋ねましたが、みんな黙っていて誰一人として答えてくれた人がいなかったのでした。仕方なく筆者がその方向に向けて自分で探すしかできないと覚悟していましたが、この時一人のカメマンが渋々筆者に「あそこに鳥の巣があるよ」と小さい声で教えてくれました。目を凝らして見れば緑の樹木の葉っぱと対照的に何本かの木の小枝に切られた痕がありました。「あー、小鳥の巣があった」と筆者も興奮の気持ちを抑えきれないでしたが、周囲の静かな雰囲気に感化して口からの言葉を懸命に控えました。
 そこに藁で造った鳥の小さい巣があり、更によく見れば巣の中に二羽の雛がいることを確認できました。そこに二羽の雛がじっとしていられないらしく時々小さい頭を巣から出したりしていました。突然電光石火のように何処からともなく一羽の親らしい鳥が飛んできて軽やかに巣の縁に止まりました。親鳥は周囲にいる我々に警戒した気配もなく傍若無人なふるまいでした。この時、周囲に物音一つもなく私の耳にシャッターを切る音だけがしていました。その瞬間に雛が親鳥からの餌をもらおうとして一斉に口を開けていました。わが子を育てることは鳥の本能かどうかはともかくとして人間みたいな母性愛に皆感動したのではないですか。
 筆者の持ったカメラが一眼のものじゃないですが、辛うじてこの珍しい場面を収めることに成功しました。筆者が立ち去り際に、例のカメラマンはやはり小さい声で「内緒してねと」と僕に頼みました。筆者もカメラマン達の愛鳥の気持ちが十分理解できて雛は順調に巣立つようにと心から願うばかりなのです。














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作者: 「ふれあい中国」
 

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