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2012年05月17日楠の木の落ち葉に人生を思う


 3月下旬になると、桂林の町の並木に並ぶ楠の木は、どれもこれも古い「冬もの」を脱ぎ「夏もの」を着替える準備が始まりました。暖かい微風にちらちらと舞い落ちる楠の木の葉は寂しそうに、また、物悲しげに道端に、通行人の頭上に落ちるのを見ると思わず、自然の無常の切なさに対するセンチメンタリズム(感傷)を禁じ得ないものです。
 去年一年中見事に自分の使命を果たしたこれらの落ち葉がもう何の悔みもなく、潔く演出した麗しい舞台を離れ孤独にも大地に落ちて行きます。そして、大地の土に還元する覚悟が出来ていることは他に委ねれらない宿命そのものです。まさに「時に感じて花に涙を注ぐ」と言い、この楠の木の落ち葉にわれわれの涙が込み上げる事があり得るのでしょう。
 古い生命がいよいよ幕を閉じ、新しい生命が木の枝に芽生えてきます。快い日差しと露に巡り合うこの新芽は、新しい喜びと希望を感じ、元気よく伸び、強い生命力を示すエネルギーがきっといっぱい潜んでいるに違いありません。我々人間もこの無限のエネルギーに対し心からの感動と賛美をしないではいられません。なぜならば、このエネルギーは宇宙のあらゆるものに内在する不思議な原動力として働いています。楠の木でも我々人間でも、この不思議な「エネルギー」によってこそ、「向上心」という素晴らしいエンジンのパワーに点火出来るのです。

 楠の木がこれで巨木を目指し年々成長し最後棟梁の用材となります。人間も限りない夢と理想を目指して何らの躊躇いもなく、意気込んで頑張って行ける所以はまさにここにあります。こうしてはじめて万物の末長い蘇生と成長、人間文明の継承と発展を可能にすることが出来るのであります。これは宇宙万物が我々に教える生々流転の原理ですが、われわれはこれに寂しい、悲しい気持ちで臨むよりも、むしろ楽観且つ歓喜した気持ちで歓迎すべきではないでしょうか。 

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コメント(4)
作者: 「ふれあい中国」
 

コメント

1 董文利2013/06/04 17:09

IMAI 先生は中国の交通事情に関心も示してくれて本当にありがたい気持ちです。中国ではいきなり物質的に豊かになり、車が買えた人は昔より多くなったのですが、運転マナーを向上させることが一朝一夕のことではないです。マナーの育成というのは日常運転の生活から生まれたもので、やはり厳しい法律の整備が必要あると思います。たとえば中国の5月1日から運転中シートベルトを締めないと罰金を科されるという法律が出てからせめて私の見た範囲で百バーセントとは言えないですが、ほとんど締めています。もちろん私もベルトを締めた習慣になりました。日本みたいに飲酒運転に対する罰が厳しいと承知していますが、これはあくまで世界的な普遍価値そのものですから、中国の運転手の一人一人に訴えていきたいものです。私が心から大歓迎の至りです。また車より人間優先という意識は中国人の運転手(私も含めるかな、)に薄れているようで、徹底的に反省しないといけないと痛感しています。まだまだ恥ずかしいです。

2imai2013/05/01 18:10

 始めまして、董 文利様  小梅さんや陸さんにコメント差し上げています、imaiです。 桂林も、モータリーゼションの波にのり凄勢いで車の保有台数が増え続けているようですね、交通事故や交通死者数もこれから増え続けて行きそうですね、中国の交通事情を知らないで初めて中国に行くと、とてもじゃないけど運転出来ないと思ってしまいますし、歩行者も相当気構えて道路渡らないと事故に遭ってしまいかねないと感じます、日本が歩行者優先してくれていると思いますが、中国は自動車が優先してる感じはしますね、クラクション鳴らし自己主張して走りますから、これから自動車学校で、歩行者優先を教えて行っていただきたいですね、やはり日本で交通事故死させると、刑罰もありますが大変な金額の賠償金が要るという要因もありますからね。  駐車場の整備も必要ですよね、日本のように止める駐車場を確保したありますと言う証明を堤出させてナンバーもらえるようにした方がいいようですね、でも偽造されても困りますがね、それのバツも必要かな。

3霞客2012/06/01 07:03

コメントをいただき、ありがとうがざいます。私の書いた文章の趣旨をよく理解してくださり、誠にありがたい気持ちでいっぱいです。実は未熟な見解を持って書いたこの文章がまだまだ浅はかな所があるには間違いないですが、四季の春夏秋冬の変遷に対する感動は人によって異なります。これは私が楠の木の落葉に対するちょっとした感想ですが、皆さんの大自然への感想はきっと私以上に深いものと信じています。ここで皆さんと胸襟を開き交流させていただくことが出来れば幸いです。

4臥龍先生2012/05/23 22:05

董さん、普通の自然現象の落葉より人間社会の深い哲理に感じ悟ることに感心しました。秋の落葉を見て、寂しく思いますが、桂林の春の楠の落葉を見て寂しくなるどころか、むしろいい風景だと思いました。なせでしょうか、たぶん楠が落葉する同時に新芽も生えるからでしょう。落葉を見て多少は寂しくなりますが、生命力に満ち溢れた新芽を見て、明るい未来に憧れ、人生の儚さと生活の悩みも自然に消えててしまいました。毎年楠が落葉するときよく家内と楠通りの散策を楽しみました。枯葉をパリパリと踏み潰した足応えはとても良かったです。

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