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2012年12月09日新しい時代に応える桂林のキリスト教の信仰

  おそらく現在でも一部の外国人(日本人も含まれる)では、「中国人はキリスト教の信仰が保障できますか。」と疑問を持つ人がいるかもしれません。「たとえ信仰ができるといっても政府のあまりにも厳しい監視下に置かれるものに過ぎないだろう。共産党政府がよく教徒を迫害しているじゃないですか。」など不安に思っているでしょう。やたらに中国の宗教の信仰を憶測する人も出るかも知りません。確かにこの方面についての記事なども少なく対外的な宣伝も足りないことから、外国人からの誤解を招くのが無理もないことです。そこでわたしが今回、このキリスト教信仰について知っているだけのことを書かせていただきたいです。手解きですが、少しずつ皆さんに役に立つものであれば幸いです。
 中国では、キリスト教への信仰は共産党指導の下で「信仰自由」、「独立自主、自ら教会を挙げる」、「調和の取れた社会を目指す」などという基本的原則に基づき、昔より着実にそれに対する規制が緩和されてきたのです。
 昔、キリスト教と言えば、外国列強に侮辱された近代中国を連想させた“洋教”のことが脳裏に浮かびましたが、今、キリスト教に対する人々の誤解や偏見も変わりつつあります。そして信仰する人も昔より増えたのも否定できない事実です。その原因を分析していろいろとありますが、まず、経済的に豊かになった中国人が信奉に対する心のゆとりができたのでしょうか。あるいはインターネットが普及されてきて中国人の従来の考え方を変えたのでしょうか。それともストレスに疲れた現実社会より「神の世界」の方が自分を癒してくれるのでしょう。とにかく社会のあらゆる方面においてその変わる節目にある中国人がイデオロギー的にも大きく変わったと言えます。宗教に対する信仰も多様化の傾向を見せており、自分の都合にいい宗教がピックアップして自由に信仰できるようになったのです。
   いつの間にか私の身辺にキリスト教を信仰する人も出て、政府から許可をもらって協会まで組織し、そして定期的に祈祷などの集会を開いてもいいようになりました。
  正直に言うと筆者も、以前キリスト教についてあまり知らなくて、ある程度の誤解と偏見を持たないとは言えなかったのでした。
 確かに改革開放路線が過去30余年ほど進められた中国では“世界平和”という主流に合致する宗教政策が好まれるものです。その中で、グローバリゼーションの流れに乗りながら、中国の実情に合う新たな宗教信仰がそれだけに求められるようになりました。このような宗教信仰に対し、国際社会から一応評価もされていますが、一部の国や地域の人々から疑問視されたり、昔の先入観に囚われたりします。これらの外国人の従来の目を見直してもらう緊迫性が迫られています。
 私の知っているキリスト教の教会と言えば、桂林の七星区の驂鸞路25号にある迦南教会です(別の区にもまだ協会があるはずです)。協会の責任者によりますと、やく12年前アメリカから桂林にやって来た老夫婦が宣教師として初めてキリストの「福音」を伝えたそうです。これを皮切りにしてこの周辺でキリスト教への信仰を広めたということです。この老夫婦の努力の甲斐もあり間もなく口コミで最初、《聖書》を読む家庭集会を開くことが出始めました。しかし時間が経つにつれ、キリスト教への信仰を求める人が次第に増えてきたので、このような家庭集会では満足できなくなりました。2000年に、政府の許可をもらって七星区における集中的集会場として上記の迦南教会堂を発足させることになりました。これは昔の中国では考えられないことでした。
 現在、迦南教会に入会した教徒、予備教徒が合わせて800人あまりいるということで、五つのグループからなっています。各グループは更に、いくつかの小さいグループに分かれています。日曜日の朝10時から、12時まで日曜集会が開かれることになっています。この集会に集まる教徒、予備教徒が500~600人いるということで、教会堂ではほとんど満員です。集会場では、牧師から《聖書》の教義を授業するほかに、参加者による全員の祈祷会を行うことも恒例となります。日曜の集会以外に、毎日、朝の6時40分から、7時40分まで、そして午後8時から9時までは必ず、それぞれ「朝の祈祷」と「夜の祈祷」の「コース」を行います。各グループでは、毎週金曜日の夜も必ず、家庭集会が開かれています。
 今の所、キリスト教徒の使っている「テキスト」はやはり諸外国で通用している《聖書》(バイブル)であり、この《聖書》(バイブル)はすべて中国国内で印刷し発売されたものです。(「中国では《聖書》(バイブル)の本が買えないでしょう。」)という昔の偏見に囚われた外国人がかなりいるらしいです)祈祷の内容と言えば、小さいことは教徒同士、家族や友達の健康、安寧など、大きいことは国や社会の安定、世界の平和などを祈祷します。教会堂では、また家庭事情や子供の教育のためのコンサルタントを設けて、心理的な相談ができるようなコースもあります。条件が許す限り、外国人の宣教師を招き、専門的な講座をしてもらうという段取りも許されます。
 《聖書》の中の基本原理は、中国の孔子の《論語》の思想によく似ているものがあります。例えば、キリストは人間同士“愛”を訴えるのに対して孔子は人間同士の“仁”を力説しています。またキリストの「懺悔説」に対照するのが孔子の説く「反省」というのがあると一般的に考えられています。これらの共通点が多いことはおそらくキリスト教が中国の土壌に根差しやすい原因かもしれません。また《聖書》の理念を生かし自分のビジネス行動規範を指導するノウハウにして大成功したベンチャラーがいるということです。(日本でも《聖書》の理念を活用する名言も多いわけです)このように中国の土壌に根差し、中国伝統文化、道徳などと結びついたキリスト教への信仰は基礎的に出来ており、生命力も強いように思われます。地元の中国人から認められたばかりではなく、アメリカ、韓国、オーストラリアなどの国々の‘兄弟、姉妹’(中国でも、キリスト教の信者同志でお互いにこう呼び合っています)からも大変興味を示してくれたようです。
 そればかりではなく「宗教愛国」、「宗教愛民」という政府の呼びかけに応え、いろいろなボランティア活動にも参入するとしています。例えば、無償献血、生活保護者のための募金や生活用品の配布などを積極的に行われています。最近、中国では、貧しい田舎の小学生の一日の食事代を捻出するための“3元計画”がキャンペン実施中であり、大きな反響を呼び、国民の関心を集めています。キリスト教会では、できるだけ多くの寄付金を集めるように努力しています。
 最後に外国人の宣教師も中国の法律を順守すれば、その宗教信仰が自由であり、法律にも保障されています。みんな“天の父”の保護のもとで気軽に迦南教会という舞台を利用し広くキリストの’
愛と福音’を伝えるこが出来ます。そしてお互いに双方の交流や理解を深めることにもつながります。
  中国のこれからさらなる解放に伴い、伝統文化要素とリンクしたキリスト教への信仰は一般的になるでしょう。世間の誤解や偏見も見直され、しかるべき態度で理解する時代になりつつあります。それと同時にもっと多くの外国の友人もこれらを理解してくれるでしょう。

桂林の迦南キリスト教会堂の正面玄関に、赤色の大きいクロスが飾りっています。

迦南キリスト教会堂の前の道端に”神が世人を愛する”という大文字の書いた石は立てられ、通行人の目を引かないではいられません。

教会のウインドーに「この一生最も美しい祝福はキリストを知ることができることです」という大きなポストが飾っています。

教会堂では、五つのグループに分かれています。その中に、更にいくつかの小さい組みにも分かれています。

教会堂の壁に、家庭事情やメンタルケアなどについての相談の内容の知らせが出ています。

祈祷集会を開く日程表がはっきりして教会堂の壁に告示しています。よく見れば年齢層により、集会を分けることが分かりました。

日曜日の集会に、蘇州から来てくれた張牧師が壇上に立ち、《聖書》の教義について説明してくれました。

張牧師の呼びかけに答える信者たちが起立して手を挙げてわが主であるキリストに祈祷をしています。

集会場に埋め尽くした信者たちが素直な気持ちで聞いています。





ここが夜の祈祷会を行う集会場であり、みんな床に座りながら、《聖書》の教義を一心不乱に聞いています。

教会の舞台に、クロスを巡る心字型の飾りが上手に出来ています。ここでいよいよ「天の父」に祝福される誰かの結婚式が行われそうですね。

教会では、また教徒のために結婚式を行うことができます。雰囲気が外国風なので、伝統的な中国の習慣を打破したように思われます。

教会の結婚会場にお祝いに来てくれた親族や友人たちが司会者兼牧師の新郎新婦に祝う挨拶を聞いています。

2012年12月24日のクリスマスイブのために開くパーティーのポスターが教会堂のロビーに大きく出しています。

パーティー出演に向け、リハーサルに専念する教会堂の人たち

キリストを賛美するコーラスの歌を真剣にリハーサルしています



コントにも挑戦しようとする三人の若者が壇上で練習しています。

パーティー組織委員会の方々が壇上の「俳優」に対して厳しい「あら探し」をしています。

教会堂のロビーに置いてある寄付箱がボランティア活動に欠かせないものです。

各種ボランティアが展開された写真も飾っています。

「3元計画」への実施が呼びかけられています。

教会堂に、キリスト信仰関係の書籍のコーナーが設けられ、これらの書籍が皆国内で印刷されたものです。

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作者: 「ふれあい中国」
 

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