銀子岩

銀子岩は桂林市から85キロ、陽朔から18キロ離れた茘浦県にあります。銀子岩遊覧区は、奇峰に囲まれた盆地となっています。一年中、花が咲き乱れ優雅な香りに包まれています。
銀子岩は上、中、下洞の三層からなる、十二の山峰を貫いた鍾乳洞です。奥行きが2キロメートルもあり、それぞれ違った年代にできた様々な鍾乳石が観られます。洞内の代表的な観光ポイントは、三絶と呼ばれる鍾乳石「音楽石屏」「広寒深宮」「雪山飛瀑」と、三宝と呼ばれる鍾乳石「仏祖」「石柱」「珍珠の傘」です。いずれも、その生き生きとした姿が、本物さながらに感じられます。各国の地質学者からは、「世界のカルスト芸術の宝庫」と絶賛されています。

鍾乳洞内には川が流れており,舟で青湖まで移動できます。川は泳ぐ魚が身近に見えるくらいに澄んでいます。静まった洞内を行くと、眩しく煌めく鍾乳石が神秘的に感じられます。鍾乳洞を出て船から見上げる銀子岩は、雄々しく物静かで、独特な雰囲気が感じられます。 
銀子岩遊覧区にはレストラン、ホテル、土産店などをはじめ、観光、娯楽施設が整っています。現在もリゾート地として、開発整備が続けられています。