龍勝南山牧場

龍勝南山牧場は桂林から約100km離れた北東部の龍勝県より、バスでおよそ2時間かかる、海抜1500~1700mの高原地帯にある高山牧場で、中国南方で最大の高山牧場であり、南山印の粉ミルク製造基地となっています。80年ほど前から既に高く評価されていたこの牧場は新中国成立した後、地域政府の投資と管理のおかげで著しい発展を見せ、地元きっての粉ミルクのメーカー及び観光地に成長しました。
敷地面積約5万ムーという広大なこの南山牧場は、まるで巨大なエメラルドのように高原地帯に散りばめられ、周囲は高い山々に囲まれ、貴重な自然環境にめぐまれます。それに、ニュージーランドとオーストラリアから導入された「白三葉」と「黒麦草」が地元の気候が栽培に適しています。牧場に入ると、まず目に映るのが見渡す限り新鮮な緑の牧場に長閑に草を食べている白黒の乳牛の群れが、コントラストを引き立たせています。
南山牧場の観光施設として、お客様が宿泊できる内モンゴル族大草原のゲルを彷彿させる施設があり、一年中観光客を受け入れることが出来ます。そこでは観光客が自ら牛から牛乳をしぼることができ、その新鮮なミルクを試飲することもできます。また、馬に乗って、果てしない大草原を走りまわり、自然と一体化する気分を味わうことも良いでしょう。
そして、詩情溢れるこの牧場には四季折々の花が咲き乱れ、春の到来を告げる満開のつつじの花が周りの緑の草原と呼応して、人々の心を感動させます。