九寨溝の民俗


   九寨溝は地域的に見ると、チベット族・漢民族・羌族・回族など多民族文化の交差する地区にあり、記録されている人類の活動は殷商時代に九寨溝はチベット族集住地であり、九寨溝のチベット族文化も他の民族文化を融合しました。西のチベット地区の住民と明らかに異なっているのは、チベット式の部落と屋敷の配置の上で、普通は漢民族の建築様式を使用することもあります。多元文化の状態で、九寨溝の民族文化も伝統的なチベット族文化の主要な表現形式で、その特徴が多いのです。主に過去の半農半牧で、農業を主とする生産業。また原始なボン教文化、土木構造の山岳建築、豊かで実用的な伝統衣装、多彩な民族芸術、謎のチベット薬もあります。


   九寨溝の住民はチベット族、羌族が主であるため、この地域の祭りの多くは羌族とチベット族の伝統的な祭りです。「山の神崇拝」は九寨溝の民俗文化であり主に羌族の伝統です。この活働は日中あるいは夜に行います。祭器は「Y」形の木の枝です。全村人は、祭りが終わった後に輪になり、徹夜して歌ったり躍ったりして宴会を行ないます。九寨溝のチベット族はチベット暦の大晦日の夜に湖辺で水を背負う伝統があります。人たちは鶏鳴りすると、水源地に駆けつけ、焼香をして水をかけます。新年の一番早い聖水を背負って帰って、家族全員で飲みます。


   九寨溝の悠久な民族文化と魅力的な民俗風情を展示しています。ここのチベット族人々にも独特の習慣があります。ロバや馬肉、犬肉は食用禁じされ、魚も食べない地域もあります。酒を飲む時、客はまず薬指に酒をつけて空に弾き、三回続けて、天と地と先祖に示して、続いて少し酒を飲み、主人は酒を注ぎます。更に一口飲み、これを3回続き、四回目の時、必ず一口飲まなければなりません。食事中に大食いしてはいけないと同時に声も出すことができません。九寨溝地区にはチベット仏教のボン教が盛んで、至るところに宗教建築があり、走行の時は寺院仏塔などの宗教施設に出会って、必ず左から右へ迂回します。