敦煌莫高窟の第1大仏は対外開放を一時停止
2013年05月24日
雨水の侵食によって「傷つけられた」九階ビルを保護するため、敦煌莫高窟96窟内の第1大仏は対外開放を一時停止することにしました。
世界文化遺産敦煌莫高窟の進歩る的な建築として、嘗て高くそびえて壮観な九階ビルの外側は足場や防護ネットに囲まれ、トップしか見えません。九階ビルと96窟内の第1大仏に科学的な補修と補強を実施するため、保護人員はその建築にもう一度の「診断」を行う予定です。全体の工事計画は2013年11月末に竣工する予定で、工事中、96窟内の第1大仏は対外開放を一時停止することになります。
96窟にある莫高窟第1大仏は高さ35.5メートルあり、唐代武周証聖元年(695年)に禅師霊隠と居士陰祖によって建てられ、大仏は仏陀国三世「未来の仏陀」の弥勒仏です。
史料と考古の資料の記載では、莫高窟第1大仏を初めて建てられた時は四階殿堂を作りました。その後、唐、宗、清、民国など幾度の修繕によって、九階になりました。1986年、第8階の横梁にビビが入ったため、修繕を行ないました。近年来、敦煌地区夏季に何回の豪雨が降り、莫高窟の九階建物は雨水によっての侵食が深刻になり、ある程度の雨漏り、壁の表面落ち、崩れ落ちとかの問題が出ています。