双塔寺

 双塔寺の元名は永祚寺。寺の中にふたつの塔が聳え建っていることから双塔寺と呼ばれている。
 寺内の建築物はすべてレンガ造り。升組みや瓦の構成が精巧で美しい。大殿は2層の楼閣式になっている。大殿内2階の天井のしっとりした美しさは一見の価値がある。
 寺の端にあるふたつの塔は八角13層。塔内には階段があり、最上階まで上ることができる。塔内の窓からは、太原市内が一望のもとに見渡せる。
 また、寺内には牧丹が植えられており、花が開く6月には牧丹を鑑賞できる。