空海大师記念堂

 平成元年10月には、霞浦県を中心に空海の密教思想や日中友好の事蹟に関心をもちその研究をしている好学の士が集まり、寧徳市霞浦空海研究会が設立された。その成果のなかにこの赤岸村の漂着地研究や長安への道程解明などがある。平成6年5月には高野山真言宗の手により「空海大師紀念堂」が完成し、空海大師の立像が祀られた。また、翌平成7年には、紀念堂に向かう道路に「空海坊」という大門が建てられている。