南普佗寺

  五老峰一帯は南普佗観光旅遊区になっており、多くの名所旧跡がある。五老峰の麓には南普佗寺が建っていて、石の上に「五老峰」「佛」という大きな文字が彫られているのはあまりにも有名だ。
  その南普佗寺は、唐代創建の仏教寺院で、観音菩薩の主要道場の一つされている。初めは、普照寺といい、その後五代十国時代に泗州院と改称された。そして、浙江省に中国の仏教名山である普陀山と呼ばれるようになった。1000年以上の歴史を誇る古刹だった、たび重なる破壊に遭い、建物は比較的新しい。
  敷地面積は3万平方キロメートル。以上あり、天王殿、大雄宝殿、大悲殿、蔵経閣などが並んでいる。天王殿の入口前には池がふたつあり、その池の間に仏像が安置されている。大雄宝殿内には過去、現在、未来を表す三世尊仏が祀られている。
  1925年には国内で最も早期の仏教学院が創設され、1934年には弘一、和今のふたりの高僧により仏教養老院も建てられた。1937年には日中戦争の影響で仏学院は一時間鎖さらたが。10数年の間に200人以上の僧侶を育て、その中にはマレーシア、シンガポール、フィリピンなど東南アジア諸国の国々に貢献した者も少なくない。1085年に仏学院は新たは開校し、養老院も新たに開設された。
  また、寺院内の素斎館では精進料理を楽しむことができる。ここの精神餅は有名だ。