湟中

  湟中は、西寧の西約25kmの所にある。チベット語でツォンカと呼ばれるこの町には、チベット族、漢族、回族などが暮らしている。
  現在のチベット仏教における最大宗派であるゲルク派の開祖、ツォンカパは本名をロプサン•グッパといい、1357年にこの地に生まれる。町にはゲルク派六大寺院のひとつクンブム(タール)寺があり、チベット仏教徒や観光客など多くの人がこの地を訪れている。